入院時重症患者対応メディエーター養成講習

入院時重症患者対応メディエーター実務者発表会


第2回(令和5年度)入院時重症患者対応メディエーター実務者発表会
無事終了の御礼


1月27日(土)に開催しました実務者発表会におきましては、ご多忙の中、4時間以上に及ぶ発表会に参加いただき誠にありがとうございました。主催者を代表して御礼申し上げます。
初回の発表会に続きたくさんの発表や意見を拝聴し、それぞれの医療機関の組織や環境などを生かしつつ、または障壁を克服しつつ、活動の実践とその改善に真摯に取り組まれている状況を知り、多くの方に共有させていただくことができ、たいへん実りある会となったと考えております。
今後も継続的に事例共有やコミュニケーションの場を設け、団体設立などとともに皆様の活動の質の改善に寄与し、マニュアル等の実務に役立つ資料の充実や厚生労働省担当部局との連携などの取り組みも続けていきますので、積極的にご協力をいただけると幸いです。
来年度も第3回の実務者発表会を同じ時期に開催したいと考えており、予定が決まりましたら本ホームページ等でお知らせいたします。また今回の発表会の報告書の準備についても早期に進めてまいります。
引き続き、入院時重症患者対応メディエーターの活動、広報、そして実務面での整備にどうぞご協力のほど、お願いいたします。

2024年1月27日
三宅 康史(帝京大学医学部救急医学講座)
厚生労働科学研究(移植医療基盤整備研究事業)脳死下、心停止後の臓器・組織提供における
効率的な連携体制の構築に資する研究(研究代表者 横田 裕行)
分担研究:重症患者対応メディエーター(仮称)のあり方に関する研究

新着情報

2024.1.24
プログラム・抄録集およびタイムテーブルについて掲載いたしました。本発表会の終了予定時刻を17:40に変更させていただきました。
2024.1.11
演題受付の終了について掲載いたしました。
2023.12.20
参加申込にて参加申込フォームを掲載しました。演題募集にて、募集期間につき追記しました。
2023.11.9
第2回実務者発表会ページを開設しました。開催概要演題募集等について記載しました。
2023.1.28
令和4年度実務者発表会終了のご挨拶を掲載いたしました。

開催趣旨

入院時重症患者対応メディエーター養成講習は令和元年度に始まり、令和5年度にはオンラインで12回(6日間)、1回30〜40名程度に受講いただく形式として、当年度末までには通算で約900人の方に受講いただけるよう開催を重ねています。昨年度からは診療報酬加算も算定されるようになり、各回の受講申込倍率は10倍近くで推移しています。
受講された皆さんの中には「入院時重症患者対応メディエーター」として、医療チームのなかで、あるいは患者支援の一環として活躍されている方、お一人で活動されている方、複数で活動している方、現時点での活動はされていない方など様々な状況があるかと思われます。診療報酬加算の算定開始から2年目となり、2024年春には次回の診療報酬の改定が見込まれています。
様々な状況のなかで活動されている方、これから活動される方、これから受講を予定している方々が一堂に集まり、具体的な実務を行う体制や工夫、アイデア、そして課題について全国の皆さんに共有していただきたく、第2回となる実務者発表会を企画いたしました。ぜひ積極的なご発表をお願いいたします。もちろん視聴だけでもOKです(我慢できずきっとご意見や質問したくなると思います…)ので、奮ってご参加ください。

開催概要

  • 日時:2024年1月27日(土)13:30~17:40 17:30
    ※終了時刻を当初予定より変更いたしました
  • 開催方式:オンライン開催
  • 参加費:無料(要事前参加登録)
  • 対 象:現場で実際に活動されているメディエーターの皆さん、養成講習受講者、この役割に興味のある方

本発表会開催案内(PDFファイル)ダウンロード

演題募集について

演題募集につきまして、1月上旬にて終了いたしました。短期間にもかかわらず多くの演題のご応募をいただき、誠にありがとうございました。

本発表会では、入院時重症患者メディエーターの実務にあたられている方からのご発表演題を募集いたします。発表テーマとしては現状報告とともに、とくに以下の内容について特にご発表をお願いしたいと考えております。

  • 入院時重症患者対応メディエーター業務にふさわしい職種
  • 入院後72時間のうちに対応するための体制
  • 院内での立場・組織について
  • 活動に必要なサポート体制
  • カンファレンス、マニュアルの整備
  • 養成講習の内容への提言
  • 問題点、要望

演題応募にあたっては、事前に抄録(800字程度)をご提出ください。以下より演題登録をダウンロードいただき、発表者名、ご所属、演題名、発表抄録を記載の上、事務局までメール添付にてお送りください。主催者側にて内容を検討のうえ、共通するテーマごとにご発表セッションを設定いたします。また、抄録は当日までにプログラム・抄録集として配布いたします。

演題登録フォームダウンロード

参加申込について

ご参加にあたっては、事前に参加申込のご登録をお願いいたします。登録をいただいたのち、開催日が近づきましたら、ご登録いただいたメールアドレスあてに参加用のURL・パスワード等をお送りいたします。

入院時重症患者対応メディエーター実務者発表会 参加申込フォーム

プログラム

プログラム・抄録集につき下記よりダウンロードの上ご利用ください。

プログラム・抄録集ダウンロード

<タイムテーブル>

13:30 〜 13:35 開始の挨拶
13:35 〜 13:45 情報提供(厚生労働省)
13:45 〜 14:50 セッション1 体制構築
14:55 〜 15:20 ワーキンググループ報告
15:20 〜 16:15 セッション2 多職種連携と工夫
16:15 〜 16:20 協会の設立について
16:25 〜 17:30 セッション3 現状と課題
17:30 〜 17:35 全体質疑応答
17:35 〜 17:40 閉会の言葉

実務者発表会 過去開催について

発表会開催組織

  • 主催:厚生労働科学研究(移植医療基盤整備研究事業)脳死下、心停止後の臓器・組織提供における効率的な連携体制の構築に資する研究(研究代表者 横田 裕行)分担研究 重症患者対応メディエーター(仮称)のあり方に関する研究(研究分担者 三宅 康史)
  • 協力:日本臨床救急医学会、日本医療メディエーター協会、救急認定ソーシャルワーカー認定機構、日本クリティカルケア看護学会
  • 開催準備事務局:帝京大学医学部救急医学講座