入院時重症患者対応メディエーター養成講習

入院時重症患者対応メディエーター実務者発表会


第3回(令和6年度)入院時重症患者対応メディエーター実務者発表会
無事終了の御礼


1月25日(土)に開催しました実務者発表会におきましては、ご多忙の中、約410名近くの方(ウェビナー入室数)にご参加をいただき誠にありがとうございました。主催者を代表して御礼申し上げます。
準備期間の短いなかではありましたが多数のご発表および、これまで以上に活発なご意見をいただくことができました。各医療機関の組織や環境、マンパワーなどの障壁があるなかで、様々な工夫による活動の浸透、または新たに活動を始められる医療機関での取り組みと、医療職ごとの特性を生かしたさらなる活動の改善について知り、多くの方に共有させていただくとともに、入院時重症患者対応メディエーターとしての研鑽や交流の場を増やすことに向けての示唆も得られ、たいへん実りある会となったと考えております。
今後の団体設立も含め、継続的に事例共有やコミュニケーションの場を設け、皆様の活動の質の改善に寄与し、マニュアルや広報資料等の実務に役立つ資料の充実や厚生労働省担当部局との連携などの取り組みも続けていきますので、積極的にご協力をいただけると幸いです。
次回の実務者発表会につきましても、予定が決まりましたら本ホームページ等でお知らせいたします。また今回の発表会の報告書の準備についても早期に進めてまいります。
引き続き、入院時重症患者対応メディエーターの活動、広報、そして実務面での整備にどうぞご協力のほど、お願いいたします。

2025年1月25日
三宅 康史(帝京大学医学部救急医学講座)
厚生労働科学研究(移植医療基盤整備研究事業)脳死下、心停止後の臓器・組織提供における
効率的な連携体制の構築に資する研究(研究代表者 横田 裕行)
分担研究:重症患者対応メディエーターのあり方に関する研究

新着情報

2025.1.22
プログラム・抄録集およびタイムテーブルについて掲載いたしました。
2024.12.19
第3回実務者発表会の参加申込(事前参加登録)を開始しました。
2024.12.14
第3回実務者発表会の開催概要演題募集等の詳細について掲載しました。

開催趣旨

入院時重症患者対応メディエーター養成講習は令和元年度に始まり、令和6年度にはオンラインで13回(7日間)と学術集会併設のハイブリッド形式で1回、対面形式で3回の開催を予定し、当年度末までには通算で約1400名以上の方に受講いただけるよう開催を重ねています。令和4年度からの診療報酬加算算定開始もあり各回の受講申込倍率が高まりましたが、現在は5-6倍程度で推移しています。

受講された皆さんの中には「入院時重症患者対応メディエーター」として、医療チームのなかで、あるいは患者支援の一環として活躍されている方、お一人で活動されている方、複数で活動している方、現時点での活動はされていない方など様々な状況があるかと思われます。

診療報酬加算の算定開始から3年が経過するなか、様々な状況のなかで活動されている方、これから活動される方、これから受講を予定している方々が一堂に集まり、具体的な実務を行う体制や工夫、アイデア、そして課題について全国の皆さんに共有していただきたく、第3回となる実務者発表会を企画いたしましたので、ぜひ積極的なご発表をお願いいたします。もちろん視聴だけでも歓迎いたしますので、奮ってご参加ください。

開催概要

  • 日時:2025年1月25日(土)13:30~17:30
    ※演題応募数により終了時刻を変更する場合があります
  • 開催方式:オンライン開催
  • 参加費:無料(要事前参加登録)
  • 対 象:現場で実際に活動されているメディエーターの皆さん、養成講習修了者、この役割に興味のある方

本発表会開催案内(PDFファイル)ダウンロード

演題募集について

演題募集につきましては終了いたしました。短期間にもかかわらず多くの演題のご応募をいただき、誠にありがとうございました。

本発表会では、入院時重症患者メディエーターの実務にあたられている方からのご発表演題を募集いたします。発表テーマとしては現状報告とともに、とくに以下の内容について特にご発表をお願いしたいと考えております。

  • 入院時重症患者対応メディエーター業務にふさわしい職種
  • 入院後72時間のうちに対応するための体制
  • 院内での立場・組織について
  • 活動に必要なサポート体制
  • カンファレンス、マニュアルの整備
  • 養成講習の内容への提言
  • 問題点、要望

演題応募にあたっては、事前に抄録(800字程度)をご提出ください。以下より演題登録をダウンロードいただき、発表者名、ご所属、演題名、発表抄録を記載の上、事務局までメール添付にてお送りください。主催者側にて内容を検討のうえ、共通するテーマごとにご発表セッションを設定いたします。また、抄録は当日までにプログラム・抄録集として配布いたします。

演題登録フォームダウンロード

参加申込について

※開催当日をもちまして参加申込を終了いたしました。

ご参加にあたっては、事前に参加申込のご登録をお願いいたします。登録をいただいたのち、開催日が近づきましたら、ご登録いただいたメールアドレスあてに参加用のURL・パスワード等をお送りいたします。

入院時重症患者対応メディエーター実務者発表会 参加申込フォーム

プログラム

プログラム・抄録集につき下記よりダウンロードの上ご利用ください。

プログラム・抄録集ダウンロード

<タイムテーブル>

13:30 〜 13:40 開始の挨拶
13:40 〜 14:40 セッション1 各医療機関における現状、課題と展望
14:45 〜 15:00 情報提供(厚生労働省)
15:00 〜 16:15 セッション2 多職種連携
16:20 〜 17:00 セッション3 今後の入院時重症患者対応メディエーター育成のあり方
17:00 〜 17:05 入院時重症患者対応メディエーター団体設立の現状について
17:05 〜 17:25 全体質疑応答
17:25 〜 17:30 閉会の言葉

実務者発表会 過去開催について

発表会開催組織

  • 主催:厚生労働科学研究(移植医療基盤整備研究事業)脳死下、心停止後の臓器・組織提供における効率的な連携体制の構築に資する研究(研究代表者 横田 裕行)分担研究 重症患者対応メディエーター(仮称)のあり方に関する研究(研究分担者 三宅 康史)
  • 協力:日本臨床救急医学会、日本医療メディエーター協会、救急認定ソーシャルワーカー認定機構、日本クリティカルケア看護学会
  • 開催準備事務局:帝京大学医学部救急医学講座